うつ病の症状と治療

うつ病は、心のカゼとよく言われますが、その重症度によっては大変危険な病気です。
そして、入院するか否かの選択や治療の方法を特定するにはうつ症状の重症度の判断が必要になってきます。

スポンサードリンク

うつ病には、うつ症状そのものを見てうつ病の判断をする場合とうつ病になってしまった原因があるかないかでうつ病の種類の判断をする場合があります。
その判断によって病名や治療法が変わってきます。

うつ症状そのもので判断をするうつ病には、症状がある程度重い「大うつ病」と軽いうつ状態が続く「気分変調症」に分けられます。
これは「精神疾患の分類と診断の手引き(DSM)」の基準を元にうつ病症状を見て判断しています。

うつ病になる原因の有無によって判断するうつ病には、原因がはっきりしない「内因性うつ病」と原因が特定できる「心因性うつ病」に分けられます。

「心因性うつ病」の場合、原因がハッキリしているため、その原因を解決し、環境を改善する事によって対応していきます。
原因の改善によってすぐに元気を取り戻す患者もいます。

「内因性うつ病」の場合、原因がハッキリしていないため、治療は重症度にかかわらず薬物療法で治療していきます。
そのほかにも本人や家族に「自分は病気である」ということを認識してもらうことも大切です。
それによって気持ちを落ち着かせることができ、薬を飲みながらうつ病の快復へと努力できるようになります。

この「内因性うつ病」と「心因性うつ病」の判断はかなり難しいのです。
自分や家族が判断する事は大変困難なので、精神科医に相談し判断してもらいましょう。

そして、うつ症状が出ている本人に自己否定の傾向や自殺願望が強く出ている場合は、周囲の人たちや家族が本人に専門医の受診を促していきましょう。

スポンサードリンク

この記事のタグ

サイト内関連記事

うつ病の診断基準 DSM−IV−TR
米国精神医学会(APA)が作成した精神病の診断基準(DSM−IV−TR 精神疾患......
パニック障害 適応障害 神経症 躁うつ病 総合失調症
うつ病は男性よりも女性のほうが発症率が高いとされています。 そしてうつ病は、「精......
うつ病の主要症状
DSM−IV−TR(精神疾患の分類と診断の手引き)による「うつ病」と診断される基......
日本の精神医学と偏見
現在の日本では、精神医学に頼りすぎる傾向があります。 なにかの症状が現れたりちょ......
うつ病の生物学的仮説と心理学的・精神病理学的仮説
なせうつ病になってしまうかについて、いくつかの仮説があります。 まずは、生物学的......
子どものうつ病と治療法
うつ病はいったいどの位の確立で発症するのでしょうか? ここにうつ病発症率をデータ......
うつ病の生物学的仮説
うつ病はなぜ発症するのでしょうか? うつ病の原因についてはいくつかの仮説がありま......
うつ病の時点有病率
かつて、うつ病の治療法には電気けいれん療法の効果だけが証明されていましたが、近年......
砂遊び療法と箱庭療法
近年、子どものうつ病発症率が高くなっています。 これは社会的問題にもなってきてい......
うつ病になりやすい性格
なぜうつ病を発症してしまうのか。 このような疑問を持ったことはありませんか? こ......
子どものうつ病治療 箱庭療法
子どものうつ病治療として、「箱庭療法」が使用されています。 これは三環系抗うつ薬......
電気けいれん療法,薬物療法,カウンセリング
うつ病治療として昔から使用されている治療法に電気けいれん療法(ECT)というもの......
うつ病治療法 箱庭療法と遊戯療法
うつ病の治療法として箱庭療法や遊戯療法は非常に注目されています。 もともと箱庭療......
うつ病の心理療法と精神療法
うつ病の治療には、心理療法が効果的とされています。 心理療法とは、うつ病などの精......
うつ症状の度合いと治療法
今、うつ病の治療において、「良心的に、明確に、分別を持って、最新最良の医学知見を......
うつ状態の分類 大うつ病 気分変調症
うつ病やうつ症状には、様々な症状があり、その症状によって分類する方法があります。......

▲このページのトップへ